祇園祭のメインイベントと言えば、京都のメインストリートである四条通りが歩行者天国になり、無数の屋台が建ち並ぶ「宵山」と、34基もの山鉾が京都の中心部を練り歩く「山鉾巡行」です。
宵山も山鉾巡行もメインイベントだけあって非常に楽しく、かつ見応えのあるものですが、いかんせん人が多い(多過ぎる)のが玉にキズ。
人混みの苦手は私は、宵山はパスして、山鉾巡行はもっぱらテレビで観覧させて頂くのが通例です。
祇園祭の山鉾は、「前祭りと後祭りの山鉾巡行のとき、それぞれ1日ずつしか見れないんでしょう?」と思われがちですが、実は祇園祭の期間中は、山鉾は京都市内の中心部、至る所に展示され、昼夜を問わず見ることができます。
実はこれが狙い目。
人も少なく、かつ間近で、迫力満点の山鉾を見ることができますので、京都にお越しの際には、宵山や山鉾巡行だけでなく、その日をずらして、大通りから一本入った細い通りを訪れてみて頂きたいと思います。
迫力満点の山鉾を間近で
時に実際に山鉾に乗って演奏の練習をしていたり、関係者の方々が山鉾を囲んでお酒を酌み交わしていたり、テレビには映らない様々な祇園祭の表情を楽しむことができます。
地域や山鉾の関係者の皆さんが、心から祇園祭と山鉾を愛し、誇りに思っておられるのを間近で感じることができて、本当に楽しいですよ。
京都の日常に祇園祭が溶け込む
メインイベントの日程を外せば、静かにゆっくり祇園祭を間近で楽しむことができますので、この『日程穴場』を利用して、ぜひ祇園祭を楽しんでみてください。